信頼とともに、新しい価値を創造したい。その想いこそHRソリューションズの源泉
東京から電車に揺られて約3時間、
長野県内でスーパーや外食事業を展開する新規クライアント先へと向かう。
車窓から見える緑豊かな街並みを眺めながら
「この町で暮らす働きたい人と、働き手を探している人を上手く結びつけるには」と思いを巡らせる。
その土地の文化や風土、最新の雇用動向や働き方、
さまざまな情報をかけ合わせ、相手に寄り添うような提案を目指したい。
入社4年目、HRソリューションズ(HRS)の営業担当として、
そして斉藤大輝という一人の人として信頼を得られるように。
「こんにちは!」から始まる、軽快な会話のラリーを楽しみたい。
お互いの心を開いた先には、きっと最高の結果があるから。
本気で向き合う。その想いがきっと相手に心を開く
「今は主に新規のお客様を受け持っています。HRSはどんな提案をしてくれるのか、そんなクライアント側の期待に応えられるように、まずはしっかりと事業や会社の困りごとに耳を傾けるようにしています。すべては聞くことから始まります」
コミュニケーションのベースにあるのは信頼関係、その鍵はお互いのことをよく知ること。そのことを斉藤に気付かせてくれたのは、HRSで育まれた豊かな人間関係だった。
「2019年に入社、まだその頃はコロナの影響も無く、社長の武井さんや副社長の大藪さんが若手に声をかけてよく親睦会を開いてくれました。仕事の悩みや課題、仕事以外のことも何でも相談できるような場でした。
腹を割って話す。その対話の中で自ずと本音が出てくる。それってお互いを信じあえるからこそですよね」
数年前の台風の際には、隅田川の氾濫を警戒した大藪から、川の近くに住む社員に向けて「自宅が危険だと思ったらすぐに私の家に避難してほしい」とのメッセージが届いた。実際に、危険を感じた同僚数人が大藪宅へと避難した。
相手のことを想うからこそ、生まれる行動。それはきっと仕事も同じ。クライアントの悩みや課題を想像することから新しいソリューションが生まれるはずだ。
成長意欲が自然と湧きたつ。だから挑戦への一歩が踏み出せる。
斉藤がHRSを選んだきっかけの一つ、それは“成長”する会社の姿に惹かれたことだった。毎年の増収増益を上げるHRSから勢いを感じるとともに、社会から必要とされている仕事であることが強く感じられたから。
「きっと若いうちから、いろいろな仕事を任せてもらえると思って入社を志望しました。実際は…、想像以上に任せてもらっています。その裁量権の大きさに最初はビビってしまいました。でもいろんなことにチャレンジできるという思考に切り替えたときに、大きなやりがいを感じました。
入社前はできそうと思っていても、いざやってみたら全然できない。そんなことの連続ですが、クライアントは当然のこと、役員や先輩たちも新人の私に合わせて仕事をしてはくれない。どんどん個としての力を伸ばして行く必要があります。そのためにどんどん挑戦して経験値を積みたい」
HRSのホームページに掲げられる行動指針10か条の一つ、「ストレッチ & チャレンジChallenging spirit」の通り、HRSには『成長』とともに『チャレンジ』できる環境が整っている。
誰かのために、社会のために。知り得た知識は活かしたい
「帰り際に立ち寄っては、1冊、2冊とよく借りています。今はとにかくインプットを増やせとよく言われます」
フロアの一角に作られた本棚には、ビジネスや飲食、経営など多種多様な書籍1000冊以上が並べられている。役員や同僚のよる選りすぐりの本たちを前に、斉藤は「どれも興味がわく内容ばかり」と目を輝かせる。
変化し続ける社会や経済、AI(人工知能)の導入やデジタル通貨による給与支払いの可能性など新たな技術に対応するために、求められる知識の幅はとてつもなく大きい。ただ、情報を得るだけでは意味がない。武井社長ら役員たちとの商談に同席すると、いつもたくさんの気づきを得られる。
「武井社長や大藪副社長は、クライアント側の困りごとや悩みに対して、HRSの仕事に直結しないような領域の話まで常に丁寧に答えています。
最近あった法改正により…、最新の技術を応用して…、など相手の疑問を解決していくその知識量の多さにはいつも驚かされます」
HRSは、HR(Human Resources)の枠に収まらない。企業理念に記された「新しい価値を創造し 社会の豊かさに貢献します」という言葉が示すように、誰かの役に立つソリューションを生み出すことがミッションだ。知り得た知識を活かしたい。その想いが斉藤の心をワクワクさせてくれる。
相手を想い、お互いを高めあうようなラリーを目指して
忙しい日々の中でも、体を動かすことを欠かさない。「長距離出張にタフな商談、営業の仕事はやっぱり体力が求められますから」と斉藤は笑う。最近、中学、高校でプレーしていたソフトテニスを再開した。休日には中学時代に通ったテニスクラブで汗を流す。「昔のようにボールに追いつけない」と悔しさをにじませるも、その顔からは充実感があふれている。今でもネット越しに相手と向かい合うと、高校時代のソフトテニス部のコーチのことを思い出す。
「自分勝手で短気、相手のことを理解しようとしない私と向き合い、コミュニケーションの大切さを教えてくれました。そのありがたさを社会人になった今感じています。
仕事を通していろいろな人をご紹介頂いています。出会えたその機会をもっと活かしていきたい。その人のために、そして社会を豊かにするために、自分の力を役立てたい」
勝ち負けよりも、目の前の相手とのラリーを続けることが今は楽しみ。お互いを高めあうような、そんな存在になりたい。