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想いをカタチにする会社で働きたい。HRソリューションズだからできる挑戦がある。『働く』を通して社会をもっと豊かに

鹿児島県内のレストランチェーン店、
入口のドアが開くと笑顔の店員と目が合った。
「いらっしゃいませ」と従業員の元気な声が気持ちいい。

「みんな良い感じで働けてるよ。ありがとう」と
店長からポンッと肩をたたかれた。

自分たちのサービスが届いていることを実感する。
この瞬間がたまらなくうれしい。

働く人を支えることで社会をより良いものへ、
『働く』を通して人々の暮らしを豊かにしたい。
それが石川拓海の夢でありHRソリューションズが描くビジョンでもあるから。


働く人の価値とは何か。さまざなま経験から感じた社会への違和感が原点

 「この国の雇用問題を解決したい。すべては自分自身の経験からでした」ー。教育関係者の父の影響を受け、子どもたちの将来を豊かにするためには何が大切かを考えるようになった。大学院で教育社会学を専攻し、学力や学歴による教育格差が生む雇用に対する問題意識を深く研究した。勉学の傍ら、働く現場を肌で感じようと学習塾や飲食店、工事現場や配達員など10種類以上のアルバイトを経験した。
 
 「どの現場にもその仕事に精通したプロがいる。本当に尊敬するような高いスキルをもった人とたくさん出会うことができました」と当時を振り返る石川の表情は明るい。思い出すのはとある工事現場で任された鉄板を運ぶアルバイト、若さに任せて力づくで重い鉄板を何枚も運んだ。くたくたになって休んでいる石川を横目に、慣れた手つきでおじさんがやすやすと鉄板を担いで運んでいく姿に目が釘付けになった

 力じゃない、そこには長年の経験から培われたスキルがあるんだと思い知らされた。ただそのスキルに対して充分な報酬が支払われているかどうかと言えば…、残念ながら必ずしもそうではなかった。「社会の構造そのものを変えないと、きっと未来は変わらない」と強く感じた。

 「人生において教育の時間とその後の働く時間を比べると後者の方が圧倒的に長いですよね。人生を豊かにするためには、『働く』を豊かにする必要がある。だから雇用に関わる仕事に携わりたいなって」


HRソリューションズの想いに共鳴。本気だから叶えられる夢がある

 就職を見据えていくつもの会社のビジョンに目を通した。どれも共感する部分を見つけることはできたが、心が共鳴することはなかった。ビジョンと実際のアクションのギャップを埋められなかった。ただHRSだけは違った。

 会社説明会で学生の前に立った役員が語ったのは、自社のことではなく人の働くという営みを通して社会課題を解決したいという熱い想いだった。その想いを具体的なサービスとして雇用の現場に届けることで社会を豊かにしたい。共鳴して働く自分自身の姿を想像することができた。

 「一言でいえばビジョンとアクションのバランスが良い会社だなと思いました」と石川は笑顔を見せる。ただビジョンを語るだけじゃない、どうすればそれを実現できるのか、そのために必要なアクションとは何か。その想いをカタチにできる力をHRSに感じて入社を決めた。


PMOとして『ナイスプレー』と言われる存在になりたい

 入社2年目、現在は事業創造本部 働きかた支援部でHRSの主力サービスの一つ『ハイソルシフト』に関わっている。飲食などサービス業の従業員のシフト管理だけではなく、客数などのデータを元に店舗の売り上げ改善を図っている。数字だけに頼ることなくサービス導入店舗への視察や店長・従業員への聞き取りなど一人一人の声に耳を傾け、仕事へのモチベーションアップにつなげるシステム作りに携わる。

 社内ではプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)としてプロジェクト全体の管理を任されている。事業計画やチームメンバーの業務の進捗状況の確認するとともに、プロジェクト実行に向けて必要な資料作成や会議のファシリテーション、情報伝達などの役割を担っている。

 「HRSでは2年目だから、10年目だからといった年次のものさしで仕事は決まらない。今必要な業務を担う力が本人にあるか、その業務がその人を成長させるか。すごく人を見てると思います。

 その中で同僚や上司からの的確なフィードバックを得ています。日々レベルの高いスキルを得て成長している実感があります。その中で自分にできることを見つけたい。『ナイスプレー』とチームメンバーに言ってもらえるような存在になりたいですね」


オンとオフのバランスも大切なエネルギー。充実した自分自身の可能性を広げていきたい

 忙しい日々の中でも『石川拓海』としての時間を大切にしたい。オフの日には高校生の進路選択をサポートする一般社団法人のメンバーとして活動に関わっている。「貧困や学歴、性別や地方格差など関係なく一人ひとりが主人公としてその可能性を信じ、応援する。そんな社会を未来に渡していきたい」。その熱い想いはHRSと同じだ。

 疲れた時には幼いころから慣れ親しんだピアノの鍵盤にふれる。想いのままに演奏するうちに体中が心地よいリズムと音色に満たされる。

 「自分の中のバランスを整えていく感じですね。しっかりと心とカラダを満たして、また明日も頑張ろうって気持ちになります」

 HRSを通して叶えたい夢がたくさんある。まだまだ人生の序奏だ。そう思うとワクワクが止まらない。


石川 拓海(イシカワ タクミ)
2021年度入社・大阪大学大学院 人間科学研究科卒