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「一人ひとりを大切」に、その想いを胸に働きたい。誰もが生き生きと働ける社会の実現を目指して

「納得する答えが出るまで考えてほしい。君が本当に進みたいと思う道を選ぶことが何よりも大切だから」ー。
HRソリューションズ(HRS)の最終面接でかけられた言葉が、今も心に残っている。一人ひとりを大切に想い、寄り添い、ともに歩んでくれる会社だと感じた。

「ここで働きたい」。想いが固まった瞬間だった。

入社4年目、プロダクトマーケティング部の一員として働く石川美佑の気持ちは今も変わらない。
雇用という大切な人の営みに関わることを通して、実現したい世界がある。

「目の前の人を幸せにしたい。一人ひとりの幸せはきっと社会の幸せにつながっていくはずだから」


『誰かのために』。その想いが石川美佑の原動力

 ある時はシステムを作るエンジニアと販売を担うフロントをつなぐリエゾンとして、またある時はクライアントからの要望を取りまとめ、プロジェクトの課題共有や優先事項の決定などを支えるサポーターとして、多くの業務を担う石川の一日は忙しい。

 「あっ、ここであの人の仕事がつまづいている!と思うと、体が勝手に動いちゃうというか。そういう性格なんです」

 周りが生き生きと輝いて働く姿を見るのが好きだ。そんな現場を想像すると自然と笑みがこぼれる。小中高とプレーを続けたハンドボールでもその想いは同じだった。ルーズボールに真っ先に飛び込み、ピンチをチャンスに変えてきた。学生時代は周りを活かすチームキャプテンとしてコートを駆けた。

 大学生になると、学業の傍ら、家電量販店の店頭で携帯電話を販売するアルバイトリーダーを担った。不明瞭だった業務内容を見直し、誰もが納得して働ける仕組み作りに汗を流した。「店頭のポップ(広告)を作るのがうまい人、在庫管理や整理が得意な人、それぞれの強みを活かせば仕事はうまく動き出す」。その体験があるからこそ、一人ひとりの個性を大切にしたいと思った。


思いもよらぬ出会いからHRSへ。熱い想いに心が共鳴した

 「人をモノというか、単に労働力としてしか見ていないような。そんな印象を受けました」。就職活動を進める中で、いくつかの人材系の企業説明会を聞いた際に感じた率直な気持ちだった。考え方が合わない、好感を持てない。人材系以外の就職先を選ぼうと決めた矢先、相談を受ける中で勧められたのがHRSだった。

 「就活エージェントの方に、アルバイトでの仕組み作りが楽しかったことを話した際、『あっていると思うよ』と、HRSを紹介されました。

 えっ!HR(Human Resources)、人材に関わる会社!?と驚きました。当初は人材サービスの提供会社かと思っていました。エージェントの担当者からHRSについて詳しく聞くと、そうではないことがわかりました。ソリューションサービスを企画、開発、提供する会社だと知り、興味がわいてきました。聞くだけ聞いてみようと説明会に出てみて、印象が180度変わりました。

 登壇した武井繁代表は会社の説明を一切せず、雇用を通して格差社会を改善したい、いくつもの社会課題をソリューションを通して解決したいとその想いを熱く語っていました。会社は社会を良くするためにあるんだ。その武井代表の想いが胸に刺さりました」

 いくつもの選考を経て最終面接へ、向かい合った武井代表から最後に「断っても…」と言葉をかけられた。その言葉から、一労働力としてではなく、一人の大切な人間として自分を尊重してもらえた気がした。迷うことなく入社を決めた。


小さなことからコツコツと。積み重ねた先にこそ目指すべき世界がある

 忙しい日々の中でも大切にしたい想いがある。HRSの掲げる雇用を通じて社会課題を解決するという大きな目標を実現するために、社内に転がる小さな課題を解決したい。

 「私の仕事としては、今は『社会』よりその手前にある『会社』が現場。目の前の社内課題を解決をすることで、HRSとしてクライアントに提供できるサービスの質が一層高まれば嬉しい。
 
 良いサービスが提供できるようになれば、クライアント先で働くアルバイトやパート、従業員の労働環境もきっと良くなるはずです。

 採用条件や雇用状態が働く人の個性にあったものになれば、人はもっと生き生きと輝けると信じています」


目の前の人を幸せに。その笑顔がきっと社会を変えていく

 入社後は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大好きな旅行を自粛する日々が続いた。少しずつ戻りつつある日常生活の中で、ずっと果たせていなかった母との旅行を計画した。親子そろって大好きなアーティストのライブチケットを手に入れ、一泊二日の大阪旅行へ。

 「ようやく親孝行らしいことができたかな。母の笑顔を見てうれしくなりました。旅先では私の仕事のこともたくさん話しました。変わらない母と子という関係性、決して対等という訳ではありませんが、ちょっと大人になった私を母に見せられたかな」

 旅行中も、自然とクライアント先の飲食店に目が留まった。店先に貼られた求人案内のポスターやチラシに印刷されたQRコードにスマートフォンをかざし、HRSが提供するサービスにつながることを確認した。店に入ると「いらっしゃいませー!」と元気な声が聞こえてくる。生き生きと働く従業員の姿を見ると、母の手前、ちょっと誇らしい気分になった。

 最近、クライアントとともに現場へと足を運ぶ機会が増えた。作業内容を実際に見ることでいくつもの課題点が見えてきた。まだまだ充分にサービスを届け切れていない現状から目を背けず、課題を前向きにとらえたい。課題の数だけ、解決の先にはきっと喜びが待っている。「目の前の人を幸せに」ー。これからも少しずつ幸せの輪を広げていきたい。


石川 美佑(イシカワ ミユ)
2019年度入社・武蔵大学 人文学部英語英米文化学科卒