HRSで見つけた。エンジニアとして、人として、ありたい自分の理想像
窓の向こうには青空に白い雲が浮かんでいる。心地よいオフィスで、やりたい仕事に熱中できる。「率直に言って、ここに来て良かった」。HRソリューションズ(HRS)で開発リーダーを担う金井俊輔は、満足げにそう語る。
信頼できるメンバーとともに、働く人、クライアント、そして社会が必要とするサービス開発に携わる喜び。「ここだからできる。僕だからできることがきっとある」と金井は確信する。HRSで歩み始めたエンジニアとしての新たな道を、楽しみと喜びを感じながら歩んでいきたい。
やりがいを感じる仕事を仲間と共に。働く喜びを感じたい
大手コンビニチェーンのアルバイト・パート採用管理システムの開発を担う金井。営業担当の櫻庭悠斗からの提案やともに働くメンバーの意見をまとめ、システムに実装するのが金井の役割だ。「ここをもっと使いやすく、もっと便利に」。ミーティングのたびに新たなアイデアが生まれ、アプローチを試みる。コードを打つ手が自然と弾む、エンジニアとしての手応えのある仕事が好きだ。
「やりがいを感じますね。皆で一緒に良いものを作ろうという思いが、モチベーションにつながる。だから素直に今の仕事を楽しいと思える。
今関わっているのはHRSの主力サービスであるリクオプを、クライアントの希望や理想に合わせるための仕組みのカスタマイズ。入社まもない自分にビッグクライアントの仕事が務まるのか最初は不安でしたが、周りのサポートのおかげで心配は消え、今はワクワクに変わりました」
入社5年目の櫻庭も「金井さんは技術・システム的な視点から、クライアントのあるべき姿にどうやって近づけていくかを考えてくれるので、営業としてものすごく助けられています」と、その仕事ぶりに信頼を寄せる。
金井は前職のソフトウェア会社から、2022年12月にHRSへと入社した。転職に求めたのは、失いかけていたエンジニアとしての自信と喜びを取り戻すことだった。
本当に作りたいものは何か。自問自答の先に出した決断
前職のソフトウェア会社では、主に保険・金融系企業へ出向し、業務システムの一部を設計・開発することが金井の仕事だった。膨大な仕事に追われ、与えられた業務をこなす毎日だった。
「大学は情報系の学部に進学、仕事するならエンジニアかな。なんて軽い気持ちで就職してしまった。本当に自分がやりたいこと、作りたいもの、働く環境を当時の僕は考えていなかった」
時に、指示された仕事に疑問を持ったこともあった。「このシステムを入れても、問題の解決にはならないのに…」と修正や再考を願い出るも、上司からは「指示通り作ればいい」と突き返された。エンジニアとして、本当に良いものを作りたい。その思いが音を立てて崩れていった。
2021年7月23日夜、金井は職場の窓から国立競技場の上空に浮かぶドローンショーを眺めていた。「ああ、そっか。オリンピックが始まるのか…」。残業続きの毎日、職場と家との往復だけが金井の世界だった。暗い夜空を眺めながらありたい自分の姿を求め、転職を決めた。
オンとオフのバランスを大事に。その先にありたい自分の姿があった
業種や規模にこだわることなく、その働き方にこだわりを持って企業を回った。面接や面談を進めていく中で、改めて働くことの意義や価値を考える時間を得ることができた。HRSでの面接では、取締役の小山裕が親身になって金井の話に耳を傾けてくれた。対話が深まることで、自然と本音があふれだす。少しずつ、ありたい自分の姿が見えてきた。
「入社の決め手は、HRSで働く自分の姿を想像できたことが一番大きいですね。ここで働きたいなって。今でも前職がすべて悪いとは思っていません。プログラミング言語としてJavaの高い技術力を身につけられたこと、たくさんの人と関わる仕事のプロセスを学んだこと、すべては今につながっている」
日本橋のオフィスに出社し、パソコンを立ち上げる。「このキーの打感が好き」と、キーボードとマウスはお気に入りのものを揃えた。狭すぎず、広すぎず、お互いの距離感が心地よいオフィスで仕事に集中する。「お疲れ様」と午後6時頃には会社を後に。最近では歳の近いメンバーとお酒を交わすことも増えた。休みの日には競技プログラミングに熱中する。やりたいことを叶えられている今が楽しい。
「HRSは仕事のオンオフの切り替えを意識している人が多いですね。仕事は仕事、プライベートはプライベート。メリハリが大事ですね。そんなこと言いながら僕は休日もコードを打っていたりしてますが(笑)。でも好きなことをできる時間があるって、とても幸せなことだと思います。プライベートの充実は、必ず仕事にも良い影響を与えてくれる」
目標を持てる幸せ。それが未来への一歩の変わる
今、金井には二つの目標がある。
一つはHRSのサービスをもっと使いやすく、もっと便利にすること。
そのためのスキルアップとして、金井は社内の「未来貢献制度」を利用してAWS(米アマゾン・ウェブ・サービス)の資格取得を目指している。
「今のサービスに活かせそうなものから、ひとつずつ学んでいきたい。サービスを使う店主さんやアルバイト・パートの方々にとって、もっと使いやすいプロダクトを目指したいですね。そのためには自分自身がエンジニアとしてレベルアップすることも必要。その思いを応援してくれる制度があるというのはありがたいですよね。よし!やるぞって気持ちになります」
二つ目は、誰からも頼られるエンジニアになること。
金井がそう思うには訳がある。リクオプの開発に10年以上携わっている、ベテランの先輩エンジニアの存在だ。豊富な知識と発想力。エンジニアとして、人として、目標とする存在が近くにいる。
「何より目標が持てる今は、幸せだと思う」。そう語る金井の顔が、明るさを増した。
未来貢献給について
現在の業績貢献ではなく、会社の未来に繋がる貢献への報酬として支給しています。
半期に1度、「会社の未来に繋がる事項」を目標設定(任意)し、その達成度に応じて評価しています。
未来貢献給は半期に渡って支給され、つど「洗い替え対象」となっている制度です。